たとえばFMラジオやどこかのお店のBGMで初めて聴く曲が流れていて、その曲を知らないのに誰が弾いているかわかるようなギタリストがいますよね
ボーカリストならともかく、ブルースギターのソロの音が一発で誰だかわかる程の人ってスゴイと思うのですが
僕にとってマイク・ブルームフィールドはそんな人です
一小節目でその場の空気を変えてしまう音を出しますね

「Live at the Old Waldorf」 Mike Bloomfield
でもなんだか聴いていると胸の奥が締め付けられるような、切ない感覚に襲われます
まるで命を削るかのようなギターソロ
やっぱり早死にしちゃうよな・・・ こんなギターを弾く人は・・・
一方このアルバムはなんだかほんわかと聴けるような気がします

「It's Not Killin' Me」 Mike Bloomfield
エキセントリックなブルースギターもいいけれど、こういうリラックスしたマイク・ブルームフィールドも好きで愛聴盤になっています