「羆嵐(くまあらし)」 吉村昭著

ここ最近札幌の住宅地に出没していた熊はどうなっちゃったんですかねー?

せっかくエサを求めて人里に降りてきたのに、ヘリは飛ぶわパトカーは走るわエサは無いわであきらめて山に帰ってしまったのでしょうか?

今年から家族で始めた山登りもクマが恐ろしくて控えていたのですが・・・
ホントに凄いところだ、北海道は(笑)


ちょっと前にテレビで100年ほど前に実際に起こったヒグマが何人もの人間を襲ったという道北の苫前の「三毛別ヒグマ事件」を再現したドラマを見て、こんな事が本当にあったんだとびびっていたところ、本屋で偶然この本を見つけたので読んでみました

「羆嵐」 吉村昭
「羆嵐(くまあらし)」 吉村昭著 (アマゾンへのリンク


いやあー 恐ろしいっす! ヒグマ! あまりの内容に一気に読んでしまいました

実話を元に書かれたこの本で衝撃的だったのは、たとえ銃を持っていたとしても人間を襲おうと荒れ狂って突進してくるクマには全く役に立たない事、ヒグマは火を全く恐れない事、そして一旦人の味を覚えたら何度も人間を襲おうとする事・・・

そして伝説のマタギが巨大な人食い熊を倒すまでのドキュメントが、当時の開拓民の厳しい暮らしの様子とともに生々しく描かれています


僕らが住む北海道の歴史は、開拓に入った先人達とクマとの戦いの歴史であり、それが今日になっても変わらず続いていることがよくわかりました

よく口では言いますが、本当に昔の人は大変だったのだと思います
なんだか自然に対してもっと謙虚にならなければならないような気がしますね

今、切に願うのは、今回の札幌市街地へのクマの出没が何の被害も無く収束してくれることです


北海道に暮らす人なら誰にでも読んでほしい名著でしたよ
(今うちの嫁が夢中で読みふけってますw)






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