ジミヘンのギターの音

僕が好きなギタリストでまずダントツのナンバーワンは、何と言ってもジミ・ヘンドリクス

ライブパフォーマンスや元祖ともいえるギターエフェクトや曲や歌の素晴らしさももちろんだけど、僕がジミヘンの何が好きか?と聞かれれば、迷わず「ギターの音!」と答えます

感情とシンクロするように激しく歪んだファズ、基本的にアンプ直結でこれまた激情的にピッキングの強弱で歪が変化するオーバードライブサウンド、しかし僕が一番好きなのはリトルウイングやボールドアズラブや風の中のマリーの、鈴がカランコロンと鳴るような、何枚ものコインがチャリーンと落ちるような、あのなんとも言えないクリーントーンなのだ

中学生の頃からギターを始めて、まあいまだにヘタクソだが、ジミヘンの鈴のようなあの音はいったいどうやって出しているのだろう?といつも思っていた

まあ僕も他の多くのギターキッズと同じく、単純にエフェクターをたくさん使えば良い音になるものだと信じてたが、でもそういうものにこだわればこだわるほど出したい音からかけ離れてゆくような気がしていた

でも最近、良いアンプを手に入れてやっとわかった  

フェンダーのデラックスリバーブ、通称デラリバ  

練習スタジオに持ち込んで、ストラトを直結して弾くとすぐにわかった


そうだったのか! アンプだったのか!


ストラトのピックアップセレクターをフロントハーフにしてやさしくコードを弾くと、それはそれは何枚ものコインがチャリーンと落ちるような、鈴がカランコロンと鳴るような、あのなんとも言えないクリーントーンが飛び出した

自分が出す、夢にまで見ていた理想のサウンドに包まれて、やさしくやさしく感情のおもむくままに適当にアルペジオとコードストロークが混じった曲ともいえない曲を時間を忘れて弾いていると、音に包まれて頭の中が真っ白に、そしてなんともいえない感動が、エモーションが湧き上がってきた

心が震えるような感動を覚えながら、音とギターとアンプと俺が一体になりながら、そしてそのまま知らず知らずのうちにギターを弾く右手に力が入り、指弾きで人差し指の爪がいつも削れて痛かったのも忘れ、激しく、鋭く、逆アングルのピッキングでまるで三味線のようなアタックで弦をヒットすると、

ギュワーーーン!!!!  と、 あのジミヘンが激情のかたまりとなって激しくギターを弾きまくるときの、あの歪んだギターの音が飛び出した!

その瞬間、俺は思った  たぶん声に出して叫んでいたかもしれない


「これだ!! やるしかない  この音を誰かに、みんなに聴かせたい、この感動を伝えたい!」
  
 
 
 
音楽、サウンド、音、感情、  言葉や文章で表現するのはとても難しい

でも聴けば一発だ


僕の中で、やることが決まった瞬間だった




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